日本自動車車体工業会九州支部

「不正改造車を排除する運動」
６月は不正改造車を排除する運動の強化期間です。
我が国の自動車保有台数は、令和６年12月末現在で8千万台を超えており、自動車は国民生活にとって欠かすことのできない移動・輸送手段となっています。一方、昨年の交通事故による死者数は2,663人、負傷者数は約34.3万人と、依然として多くの方が事故の被害に遭われています。
このような状況にあって、暴走行為、過積載等を目的とした不正改造を施した自動車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに、排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっていることから、社会的にその排除が強く求められています。
このため、「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開し国民の不正改造排除の意識を高めることにより、車両の安全確保・環境保全を図り、ひいては国民の安全・安心の確保を確実に実現します。その際、「自動車点検整備推進運動」など他の運動等との連携を図っていきます。